バタリャ(英語表記)Batalha

デジタル大辞泉 「バタリャ」の意味・読み・例文・類語

バタリャ(Batalha)

バターリャ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バタリャ」の意味・わかりやすい解説

バタリャ
Batalha

ポルトガル中西部,レイリア県の町。レイリア市の南約 10kmに位置する。ドミニコ会の聖母マリアダビトリア修道院で知られる。修道院は,ポルトガル王国の独立を保ったジョアン1世の対カスティリア戦勝利を記念して 1388年に創建されたもので (1840以後修復) ,1983年世界遺産の文化遺産に登録。多くの彫刻が施され,ジョアン1世をはじめエンリケ航海王子など王家墓所ともなっている。人口 3152 (1991推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「バタリャ」の意味・わかりやすい解説

バタリャ
ばたりゃ
Batalha

ポルトガル中西部、エストレマドゥーラ地方の町。リース川沿いに位置する。人口1万5002(2001)。「バタリャ」は戦闘の意。1385年8月14日、ジョアン1世がポルトガルの存亡を賭(か)けたカスティーリャ(スペイン)との戦闘勝利を記念して創建したバタリャ修道院(1983年世界文化遺産に登録)はポルトガル最初のゴシック建築として知られ、同国でもっとも優美とされる。

田辺 裕・柴田匡平]

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