世界大百科事典(旧版)内のバブコック=ウィルコックスボイラーの言及
【ウィルコックス】より
…初め実用的な熱機関の分野で仕事をしていたが,1856年,D.M.スティルマンとともに傾斜管方式の水管式ボイラーの特許を取得した。その後,蒸気発生器の特許もとり,G.H.バブコックと共同で,のちに代表的な水管式ボイラーの一つになったバブコック=ウィルコックスボイラーを開発し,特許を得た。その後も改良を重ね,81年,バブコックと共同してバブコック・ウィルコックス社を設立し,このボイラーと蒸気機関の製造に従事した。…
【バブコック】より
…その後鉄工所で働いた後,S.ウィルコックスと出会い,共同して蒸気機関の開発製作に従事することになる。ウィルコックスが特許を得ていた傾斜管方式の水管式ボイラーに共同で種々改良を加え,67年水管式ボイラーの代表的なものの一つになったバブコック=ウィルコックスボイラーの特許を取得,このボイラーを中心に蒸気機関の製造に従事した。81年,ウィルコックスとともにバブコック=ウィルコックス社を設立,死去するまで社長をつとめた。…
※「バブコック=ウィルコックスボイラー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」