世界大百科事典(旧版)内のバミレケ高原の言及
【カメルーン】より
… 西カメルーンは,ギニア湾内のビオコ島(フェルナンド・ポー島)などから北東~南西方向に走る構造線沿いにカメルーン山,マネングーバ山,バンブート山などの火山列が続く。これらの火山群とともに北西部には標高1400mほどのバミレケ高原があり,2000mm前後の年降水量があるが,人為による林地の後退などで裸地化が著しい。現在,北緯4゜あたりまで,1500mm以上の年降水量に支えられて熱帯雨林となっているが,約2万年前ころの最終氷期にはサバンナ化し,森林がほぼ消滅したことが最近の研究で明らかになりつつある。…
※「バミレケ高原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」