バルカン[山脈](読み)バルカン

百科事典マイペディア 「バルカン[山脈]」の意味・わかりやすい解説

バルカン[山脈]【バルカン】

ブルガリア中央部を東西に走る山脈。ブルガリア名はスタラ・プラニナStara Planina。延長約530km。最高点はボテフ山(2376m)。ほぼ中央部を鉄道が横断する。
→関連項目バルカン半島ブルガリア

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世界大百科事典(旧版)内のバルカン[山脈]の言及

【スターラ・ザゴーラ】より

…ブルガリア中部の同名州の州都。スターラ・プラニナ山脈の南麓にあり,ソフィアの東230km。人口15万(1996)。ルセ,ブルガス,プロブディフ,ソフィアを結ぶ鉄道の要衝で,空港もある。バラ栽培地帯の中心地で,古くからバラ油が生産されている。繊維,化学肥料,冶金,機械製作,電気,野菜缶詰,ビール,製材,家具の諸工場がある。古い起源をもち,ローマ皇帝トラヤヌスはこの町をアウグスタ・トラヤナAugusta Trajanaと名づけたが,古代末期には一時衰退した。…

【スターラ・プラニナ[山脈]】より

…ブルガリアの中央を東西に走る山脈で,ブルガリア語で〈古い山脈〉の意。通称バルカン山脈。古称はアエモンAemon,ハエムスHaemus,ハエムHaem,エムスEmusなど多数。…

※「バルカン[山脈]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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