バーンスタイン,E.(読み)ばーんすたいん

世界大百科事典(旧版)内のバーンスタイン,E.の言及

【映画音楽】より

…1950年代には,雅楽や能,謡,あるいはそこに西洋の管弦楽の音を絡ませたりした黒沢明監督作品(《羅生門》《七人の侍》)や溝口健二監督作品(《雨月物語》《近松物語》)の早坂文雄(1914‐55),あるいはインドの民族楽器シタールによるサタジット・レイ監督作品(《大地のうた》《大河のうた》)のラビ・シャンカル(1920‐ )の新しいサウンドが世界の映画人の注目を浴びる。またアメリカでもモダン・ジャズをドラマチックなスタイルの中に吸収した《黄金の腕》のE.バーンスタインや,《或る殺人》のデューク・エリントンの〈シンフォニック・ジャズ〉が出現し,さらに50年代末から60年代にかけて,フランス映画の中にもいち早くモダン・ジャズを映画音楽として取り入れ,若々しい現代的ないぶきの表現に成功する。マイルス・デービスの即興演奏による《死刑台のエレベーター》,MJQによる《大運河》,アート・ブレーキーとジャズ・メッセンジャーズによる《殺られる》等々がそれである。…

※「バーンスタイン,E.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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