百科事典マイペディア 「パウルス[6世]」の意味・わかりやすい解説
パウルス[6世]【パウルス】
→関連項目禁書目録
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…進歩派は,教皇庁中心主義の保守派に対するこの勝利に続いて,同年12月8日までの第1会期に審議された典礼,啓示,教会等の議案についても,次々と決定的成功を収め,会議の趨勢を教皇の意図した刷新の方向へ導いた。63年6月に登位したパウルス6世も,公会議の主要目的に教会の自己理解の深化とキリスト教諸教派や現代世界との対話を追加し,同年9~12月の第2会期の直前,教皇庁官吏団に服従を要求して教皇庁改革の決意を明示,進歩派を大いに力づけた。しかし,64,65年の第3,第4会期には,保守派の意向も一部取り入れ,変革の勢いを幾分抑えた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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