パナバ(読み)ぱなば

世界大百科事典(旧版)内のパナバの言及

【仏教音楽】より

…いずれも戯曲作法にかなって構成されているので,音楽においても,《戯曲論書(ナーティヤ・シャーストラ)》第28章以下に楽理が説かれる,ガーンダルハ音楽が適用されたと想像される。楽器は弓形のビーナー,9弦のビパンチー,7弦のチトラーなどの弦楽器と,竹で作られた横笛,ムリダンガ,パナバ,ダルドラの膜鳴楽器,ターラとも呼ばれた拍子取りの小シンバルなどが使用された。3~7世紀は,音楽を活用する大乗仏教思想の伝播の後をうけて,仏教音楽全盛の時代となる。…

※「パナバ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android