パブロダル(英語表記)Pavlodar

改訂新版 世界大百科事典 「パブロダル」の意味・わかりやすい解説

パブロダル
Pavlodar

中央アジア,カザフスタン共和国北東部にある同名州の州都。人口30万0500(2004)。イルティシ川右岸に位置する。1720年ごろ商人コリヤコフによって塩湖開発のため開かれ,1838年コリヤコフ宿Koryakovskii stanitsaと称され,61年現名に改称。その後,穀物集散地,製塩地として有名になった。1938年州都となる。建設工業コンビナートや機械製作,アルミ製錬,船舶修理の工場がある。パブロダル州は面積12万4800km2,人口74万5300(2004)で,ステップ地帯にあり,小麦栽培,牛・羊の飼育が行われている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のパブロダルの言及

【ムガル帝国】より

…1526年バーブルによって創始されたインドの王朝。1526‐40年,1555‐1858年。…

※「パブロダル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android