パプアニューギニア北西部地震(読み)パプアニューギニアほくせいぶじしん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

パプアニューギニア北西部地震
パプアニューギニアほくせいぶじしん

1998年7月17日,パプアニューギニア北西部,西セピック州の沖合いで発生したマグニチュードM)7の地震。7mをこえる大津波が沿岸一帯を襲って集落をのみ込み,死者・行方不明者は約 7000人に上った。震源地とみられる海底太平洋プレートインドオーストラリアプレートの下にもぐり込んでいる地点で,1996年にも地震が発生していた。オーストラリアがただちに軍を派遣したのをはじめ国際的な救援活動チームが援助活動を行なった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android