パラディウス(英語表記)Palladius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パラディウス」の意味・わかりやすい解説

パラディウス
Palladius

[生]346頃.ガラチア
[没]431以前
ビザンチンの司教。『ヒストリア・ラウシアカ』 Historia Lausiacaの作者エジプトパレスチナ修道士修道女理想像を簡易な口語体ギリシア語を使い対話法で記録したもの。初期の修道院生活を知るうえで重要な資料

パラディウス
Palladius, Rutilius Taurus Aemilianus

4世紀のローマの農学者。みずからの経験多く先人書物とに基づいて,『農事論』 Opus Agriculturae (14巻) を著わした。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android