古代オリンピア祭の種目の一つで、ボクシングとレスリングの技(わざ)をあわせたような競技。紀元前648年(第33回大会)より始まる。後に少年の部も加えられたが、少年には激闘と判断され、1回きりで廃止された。競技は、勝つためにはどんな方法でもよかったが、オリンピア祭では、睾丸(こうがん)を蹴ること、指を目の中に突っ込むこと、かみつくこと、平手以外で殴ることが禁止され、これを犯すと罰則が加えられた。
これはいまのオリンピック憲章にあたるザーネスZanes(ゼウスZeusのエーリス方言)という法によるもので、この法を破った者は神罰を受けるとされた。近年、オリンピア祭の主神はZeusではなくディオニソスDionysosだという新説が出ている。
[鈴木良徳]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新