デジタル大辞泉 「ヒエラポリス」の意味・読み・例文・類語 ヒエラポリス(Hierapolis) トルコ南西部にあった古代都市。温泉保養地パムッカレの丘の上に位置する。紀元前2世紀、ペルガモン王国のエウメネス2世により建設。古代ローマ時代の後1世紀から2世紀にかけて建造された円形劇場、共同墓地、公衆浴場などの遺跡がある。1988年、パムッカレとともに世界遺産(複合遺産)に登録された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界の観光地名がわかる事典 「ヒエラポリス」の解説 ヒエラポリス【ヒエラポリス】Hierapolis トルコ西部の観光地パムッカレにある、紀元前190年にペルガモンの王であったユーメネスII世によってつくられた、ローマ時代の古代都市。ローマ人は、ここにいくつかの公衆浴場を建設した。浴場はプール、競技場、庭園などの施設を兼ね備え、娯楽施設としての役割も果たした。◇展望台からは美しい石灰棚の景色を眺めることもでき、ヒエラポリスの城門の外側には、ネクロポリス(死者の町、墓所)があり、ヘレニズム、ローマ、ビザンチン時代の約1200の墓が残されている。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報