ヒトゲノム計画(読み)ヒトゲノムケイカク

デジタル大辞泉 「ヒトゲノム計画」の意味・読み・例文・類語

ひとゲノム‐けいかく〔‐ケイクワク〕【ヒトゲノム計画】

ヒトゲノム解読・研究するための国際的計画ヒトDNAデオキシリボ核酸)の塩基配列を解析し、個々の遺伝情報が組み込まれている場所を解明することにより、遺伝子地図を作成する。米国などで国家プロジェクトが組まれたほかHUGOヒューゴヒトゲノム国際機構)などの国際組織が発足した。2003年4月に解読完了。今後は、作成した地図をもとに、病気に関する遺伝子情報を医療に生かすことなどが期待されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android