ヒメガマ(読み)ひめがま

百科事典マイペディア 「ヒメガマ」の意味・わかりやすい解説

ヒメガマ

ガマ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のヒメガマの言及

【ガマ(蒲)】より

…竹輪蒲鉾(ちくわかまぼこ)や蒲焼(昔はウナギの胴を開かず丸ごと串(くし)に刺して焼いた)の名はその穂の形による。 ヒメガマT.angustifolia L.はガマに似て,雄花群と雌花群の間に花のつかない裸出した軸の部分がある。【山下 貴司】【深津 正】。…

【湿原】より

… 沼沢湿原は,湖沼の岸や河川の排水の悪い氾濫(はんらん)原などにみられ,栄養物質に富んだ水に涵養(かんよう)され,泥炭は集積しない。ヨシ原に代表されるが,オギはヨシよりも浅いところに,マコモ,ヒメガマは深いところに出現する傾向がみられ,沼沢植物の分布は水深と関係する。 泥炭湿原は,植物遺体の分解量が生産量を下回るためヨシ,スゲ類,ミズゴケ類などの植物遺体が集積し泥炭化するところに形成されるので,寒冷な亜寒帯・冷温帯に多い。…

※「ヒメガマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android