ヒョウ(豹)(読み)ヒョウ

百科事典マイペディア 「ヒョウ(豹)」の意味・わかりやすい解説

ヒョウ(豹)【ヒョウ】

食肉目ネコ科哺乳(ほにゅう)類。体長100〜190cm,尾70〜95cmほど。黄〜黄褐色地に黒斑がある。サハラ以南のアフリカとアジア中南部に分布森林や岩地に単独ですみ,シカ,レイヨウサルなどを待ち伏せて捕らえる。食べ残した死体樹上に引き上げ,他の獣に食われるのを防ぐ。1腹1〜6子。村落に出現し,羊,牛を殺し,人を襲うこともある。マレー地方には黒変型のクロヒョウブラックパンサー)が多い。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android