ヒープ(読み)ひーぷ

デジタル大辞泉 「ヒープ」の意味・読み・例文・類語

ヒープ(heap)

オペレーティングシステムアプリケーションソフトが、用途を限定せずに利用するメモリー領域。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ヒープ」の解説

ヒープ

OS、またはプログラムによって動的に割り付けられたメモリー領域。そのメモリー領域が必要なくなると、開放される。ヒープ領域は、プログラムが使う作業領域やプログラムそのものをロードする際に用いられる。この他、ヒープソートなどで使われる、最大または最小の順に並んだデータ列のことも指す。

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世界大百科事典(旧版)内のヒープの言及

【データ構造】より

…2分探索木に用いる場合が多い。 ヒープ:木の各要素にデータを置き,親のデータが子のデータより大きくなるようにしたもの。ポインターを使わずに,配列上にデータを並べるだけで木を表現した場合を指すことが多い。…

※「ヒープ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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