ビザンチン・クリスチャン博物館(読み)ビザンチン・クリスチャンはくぶつかん(英語表記)Byzantine and Christian Museum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ビザンチン・クリスチャン博物館
ビザンチン・クリスチャンはくぶつかん
Byzantine and Christian Museum

ギリシアの首都アテネにあるキリスト教博物館。1914年設立。1930年国立博物館となり,建築家スタマキス・クレアンテスがプレザンス侯爵夫人ソフィア・ド・マルボアのために 1848年に建てたフィレンツェ様式の別荘ビラ・イリシアに移転した。ギリシアを中心とする初期キリスト教およびビザンチン帝国時代の彫刻モザイク装飾品や,フランク民族の彫刻,12~18世紀のイコンなどのキリスト教美術を収蔵し,5~6世紀のバシリカ復元を展示している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android