出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…(2)心臓作用 心臓に対してカンフル自体は強心作用を示さず,かえって抑制作用を及ぼすが,体内で酸化されて生ずる代謝産物は心臓の収縮力を増大させて強心作用を呈する。とくにカンフルの酸化物の一種であるトランス‐π‐オキソカンファー(商品名ビタカンファー)は心臓に直接作用して心拍動をさかんにし,また,延髄の呼吸および血管運動中枢に作用して機能を促進させるので,呼吸,循環系の興奮薬として用いられる。(3)皮膚刺激作用 カンフルは外用すれば皮膚を刺激し血行を改善する作用があるので,凍傷,神経痛,リウマチなどに,カンフル精,セッケンカンフル擦剤,カンフル軟膏などとして用いる。…
※「ビタカンファー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新