ピョートル

精選版 日本国語大辞典 「ピョートル」の意味・読み・例文・類語

ピョートル

(Pjotr) 一世。ロシア皇帝(在位一六八二‐一七二五)。大帝。典型的な啓蒙専制君主西欧化政策をとる一方北方戦争やペルシア遠征などで領土を拡大し、首都モスクワからペテルブルクに移した。陸海軍の近代化、中央集権化、農奴制の強化、マニュファクチュア育成などロシアの近代化、強国化に努めた。(一六七二‐一七二五

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デジタル大辞泉 「ピョートル」の意味・読み・例文・類語

ピョートル(Pyotr Alekseevich)

(1世)[1672~1725]ロシア皇帝。在位1682~1725。大帝と称される。西欧の文明・技術の摂取に努め、軍隊整備中央集権化、産業の育成などロシアの近代化を推進ペテルブルグを建設した。また、北方戦争トルコとの戦争を通して領土を拡大、ロシアを北方の強国とした。ペートル。

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