ファイアル島(読み)ファイアルとう(英語表記)Ilha do Faial

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ファイアル島」の意味・わかりやすい解説

ファイアル島
ファイアルとう
Ilha do Faial

ポルトガル領アゾレス諸島中の島。イベリア半島西方,北大西洋上にある同諸島の中部群を構成する。中心集落は南東岸のオルタで,島の主要港でもある。農業牧畜が行われ,リュウゼツラン繊維を編んだレースや,真白なイチジクの髄に彫った彫刻などが特産品。かつてはフランドル人が植民していたが,現在はその影響はみられない。面積 168km2。人口1万 5155 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android