ファラー(英語表記)Farāh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ファラー」の意味・わかりやすい解説

ファラー
Farāh

アフガニスタン南西部,同名州の州都ファラー川にのぞむ。 1221年のモンゴル侵略までは農業商業の中心地であった古都フラダの故地とされる。 1930年代に建設されたカンダハール-ヘラート間の幹線道路に沿い,58年にファラー川にかかる橋ができたことから往年の重要性を取戻した。イランとの国境に広がる砂漠にさらされて,夏季は暑さと砂塵が激しい。 71年の水害は市の大半を破壊した。住民の多くはタジク人。人口2万 2200 (1988推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ファラー」の意味・わかりやすい解説

ファラー
ふぁらー

ファーラー

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android