フィスフーク遺跡(読み)フィスフークいせき(英語表記)Vishoek

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フィスフーク遺跡」の意味・わかりやすい解説

フィスフーク遺跡
フィスフークいせき
Vishoek

南アフリカ共和国ケープタウンにある洞窟遺跡。 1927~29年に発掘された,東アフリカ中心とする後期旧石器時代以降のマゴシ文化に関連する遺跡。調整石核をもつ石刃技法基盤として,押圧剥離による各種の尖頭器,小型のナイフ形石器彫器削器などが,新人類オーストラロイド頭蓋骨とともに発見された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android