フェアリーリング病(ブルーグラス)

飼料作物病害図鑑 の解説

フェアリーリング病(ブルーグラス)

春から初夏にかけて、多種芝草に発生する。病斑は初め暗緑色、円形であるが、後に直径1-2mに拡大し、病斑周辺部に幅10-20cmの特徴的なリング を生じる。パッチ内部はあまり枯れ上がらない。夏の終わり、降雨などにより土壌湿度が高まると、感染している菌がきのこを形成することが多い。病原菌とし ては上記の他、ヒメホコリタケ、チビホコリタケなど多数の担子菌が報告されている。

出典 畜産草地研究所飼料作物病害図鑑について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android