フェニールアラニン(英語表記)phenylalanine

翻訳|phenylalanine

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「フェニールアラニン」の解説

フェニールアラニン【phenylalanine】

必須アミノ酸のひとつ。脳や神経細胞の間で情報を伝達する役割をもつ。広くたんぱく質に普遍的に含まれるが量は多くない。フェニールアラニンから生成されるノルエピネフリンドーパミンは、アドレナリンを生成する過程でできる物質で、刺激の伝達に役立つほか精神を高揚させて記憶力・精神の鋭敏さの向上空腹感を減少させるなどの作用があるとされる。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android