フォント

デジタル大辞泉 「フォント」の意味・読み・例文・類語

フォント(font)

活字で、同一の書体・大きさの、大文字小文字数字記号などの一揃い。または、コンピューターで使われる書体データのこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「フォント」の意味・読み・例文・類語

フォント

〘名〙 (font)
① 同一活字書体の一そろい。欧文パイカ、エソート、漢字明朝体などの活字が同一の大きさで一通りそろっているそのセットをいう。〔造本印刷(1948)〕
コンピュータで、文字画面に表示したり、プリンタで印刷したりするためのデータやその書体。〔電子計算機はこう使われている(1966)〕

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「フォント」の解説

フォント

コンピューターで使う文字のデザインのこと。活字の時代には、同じ書体で同じサイズの活字セットを指す言葉であったが、電算写植DTPではひとつのフォントで拡大や縮小、変形ができるため、太字や斜体などのスタイルを含めてフォントと呼ぶようになった。明朝体、ゴシック体、毛筆体、楷書体、ポップ体など、さまざまな種類がある。書体やタイプフェースとほぼ同じ意味で使われる。現在のWindowsやMac OSでは、アウトラインフォントTrueTypeフォントが標準で使用されている。拡大・縮小しても文字の形が崩れず、高品位に印刷できる。

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百科事典マイペディア 「フォント」の意味・わかりやすい解説

フォント

文字の書体グループのこと。明朝体やゴシック体などさまざまな種類がある。コンピューターでは,以前はビットマップフォントが多かったが,最近ではアウトラインフォントが用いられることが多い。

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IT用語がわかる辞典 「フォント」の解説

フォント【font】

コンピューターで使われる文字の書体。活字と同じく、ゴシック体や明朝体などがある。データ形式は、文字を点の集まりで表現するビットマップフォント、輪郭線の集まりとして表現するアウトラインフォントに大別される。

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パソコンで困ったときに開く本 「フォント」の解説

フォント

文字の書体のことです。また、各書体のデータのこともフォントといいます。画面表示や印刷で使われる用語です。ウィンドウズにもMSゴシックをはじめとして数種類のフォントが付属します。また、それ自体が独立した商品として売られたりもしています。
⇨アウトライン・フォント

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ホームページ制作用語集 「フォント」の解説

フォント

コンピュータ上で表示したり印刷したりする際の文字の形、書体とも呼ばれる。フォントにはゴシック体、 明朝体など多くの種類があり、文字の見栄えを変更するために使われる書体のデータである。

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世界大百科事典(旧版)内のフォントの言及

【入出力装置】より

…ページプリンターは,高速性よりも文字と図形や画像を混ぜて印刷することや,正確な印刷,美しい印刷を目的としている。 印刷に使う,一組の文字すべての形を決めたものをフォントという。従来のプリンターにおいては1種類または数種類の組み込みのフォントだけが使われていた。…

※「フォント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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