フロイド メイウェザー(英語表記)Floyd Mayweather

現代外国人名録2016 「フロイド メイウェザー」の解説

フロイド メイウェザー
Floyd Mayweather

職業・肩書
プロボクサー WBA・WBC世界スーパーウエルター級チャンピオン アトランタ五輪ボクシングフェザー級銅メダリスト

国籍
米国

生年月日
1977年2月24日

出生地
ミシガン州グランドラピッズ

本名
Mayweather,Floyd Joy Jr.

経歴
元プロボクサーだった父、フロイド・シニアの影響でボクシングを始め、1996年アトランタ五輪ではフェザー級で銅メダルを獲得。同年プロに転向、10月プロデビュー。’98年WBC世界スーパーフェザー級王座を獲得し、このタイトルは8度防衛。2002年にはWBC世界ライト級のタイトルも獲得し、3度防衛。2005年WBC世界スーパーライト級王座獲得。このタイトルは防衛せず返上。2006年IBF世界ウエルター級王座を獲得。無敗のまま4階級制覇に成功した。このタイトルは防衛せず返上。同年WBC世界ウエルター級王座を獲得。レオ・ガメス(ベネズエラ)に次いで2人目、WBCでは初めてとなる同一団体4階級制覇となる。2007年5月オスカー・デラホーヤ(米国)を2-1の12回判定で下し、WBC世界スーパーウエルター級王座を獲得。シュガー・レイ・レナード(米国)、トーマス・ハーンズ(米国)、デラホーヤに次ぐ、4人目の5階級王者となった。1つの団体だけで5階級の王座を獲得したのはメイウェザーが初めて。その後、スーパーウエルター級のタイトルを返上し、ウエルター級の王座を保持。2007年12月士気の低下を理由に不敗現役引退、WBC世界ウエルター級王座を返上したが、強豪選手からの対戦要求が続出し復帰を決意。2009年9月、1年9ケ月ぶりの復帰戦に勝利し、現役続行を宣言した。2011年9月WBC世界ウエルター級チャンピオンに返り咲き。家庭内暴力などの罪で服役した後、2013年5月WBC世界ウエルター級王座統一戦で約1年ぶりに試合に復帰。4階級制覇の暫定王者ロバート・ゲレロ(米国)を下し、王座を統一。9月にはWBA世界スーパーウエルター級王座統一戦でサウル・アルバレス(メキシコ)を判定で破って王座を統一。2015年5月、“世紀の一戦”と注目されたWBO王者マニー・パッキャオ(フィリピン)との世界ウエルター級王座統一戦に、3-0の判定で勝利し、3団体(WBA,WBC,WBO)統一に成功。同年9月世界ウエルター級タイトルマッチで挑戦者アンドレ・ベルト(米国)に3-0の判定で勝利し、現役を引退。この勝利で49戦全勝となり、伝説のヘビー級王者ロッキー・マルシアノ(米国)に並んだ。同年米経済誌「フォーブス」のスポーツ長者番付で2年連続で1位となる。“世紀の一戦”のファイトマネーだけで最低120億円といわれる。通算成績は49戦49勝(26KO)無敗。身長173センチ、リーチ183センチ。右ボクサーファイター。ニックネームは“MONEY(マネー)”。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

最新 世界スポーツ人名事典 「フロイド メイウェザー」の解説

フロイド メイウェザー
Floyd Mayweather
ボクシング

プロボクサー WBA・WBC世界スーパーウェルター級チャンピオン
生年月日:1977年2月24日
国籍:米国
出生地:ミシガン州グランドラピッズ
経歴:元プロボクサーだった父、フロイド・シニアの影響でボクシングを始め、1996年アトランタ五輪ではフェザー級で銅メダルを獲得。同年プロに転向。’98年WBC世界スーパーフェザー級王座を獲得し、このタイトルは8度防衛。2002年にはWBC世界ライト級のタイトルも獲得し、3度防衛。2005年WBC世界スーパーライト級王座獲得。このタイトルは防衛せず返上。2006年IBF世界ウェルター級王座を獲得。無敗のまま4階級制覇に成功した。このタイトルは防衛せず返上。同年WBC世界ウェルター級王座を獲得。レオ・ガメス(ベネズエラ)に次いで2人目、WBCでは初めてとなる同一団体4階級制覇となる。2007年5月オスカー・デラホーヤ(米国)を2-1の12回判定で下し、WBC世界スーパーウェルター級王座を獲得。シュガー・レイ・レナード(米国)、トーマス・ハーンズ(米国)、デラホーヤに次ぐ、4人目の5階級王者となった。1つの団体だけで5階級の王座を獲得したのはメイウェザーが初めて。その後、スーパーウェルター級のタイトルを返上し、ウェルター級の王座を保持。同年12月リッキー・ハットン(英国)を10回TKOで下し、WBC世界ウェルター級王座を防衛。2007年12月士気の低下を理由に不敗で現役を引退、WBC世界ウェルター級王座を返上したが、強豪選手からの対戦要求が続出し復帰を決意。2009年9月、1年9ケ月ぶりの復帰戦に勝利し、現役続行を宣言した。2011年9月WBC世界ウェルター級チャンピオンに返り咲き。その後、家庭内暴力などの罪で服役した後、2013年5月WBC世界ウェルター級王座統一戦で約1年ぶりに試合に復帰。4階級制覇の暫定王者ロバート・ゲレロ(米国)を下し、王座を統一。9月にはWBA世界スーパーウェルター級王座統一戦でサウル・アルバレス(メキシコ)を判定で破って王座を統一。通算45戦全勝(26KO)無敗。身長173センチ、リーチ183センチ。右ボクサーファイター。

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