ブッデンブロークハウス（読み）ブッデンブロークハウス（英語表記）Buddenbrookhaus

デジタル大辞泉

ブッデンブロークハウス（Buddenbrookhaus）

ドイツ北部、シュレースウィヒ‐ホルシュタイン州の都市リューベックにある記念館。トマス＝マンとその兄ハインリッヒ＝マンの祖父母が住んでいた家であり、二人の生涯と業績を紹介。名称は「ブッデンブローク家の人々」にちなむ。マン兄弟記念館。

出典　小学館

世界の観光地名がわかる事典

ブッデンブロークハウス【ブッデンブロークハウス】
Buddenbrookhaus

ドイツ北部の都市リューベック（Lübeck）、マリエン教会の北にある、同国を代表する小説家の一人トーマス・マン（Paul Thomas Mann、1875～1955年）と、トーマスの兄で同じ小説家のハインリヒ・マン（Luiz Heinrich Mann、1871～1950年）の記念館。マン兄弟は、裕福な穀物商の息子としてリューベックに生まれた。その兄弟が過ごした祖父母の家が、この記念館になっていて、2人の生涯や作品の紹介が展示されている。鉄道リューベック駅から約1.2km、徒歩で15分ほどのところにある。◇「ブッデンブロークハウス」は、トーマスがノーベル文学賞を受賞することになった作品「ブッデンブローク家の人々」から名づけられたものである。

出典　講談社