ブドウ(葡萄)酸(読み)ぶどうさん

改訂新版 世界大百科事典 「ブドウ(葡萄)酸」の意味・わかりやすい解説

ブドウ(葡萄)酸 (ぶどうさん)

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百科事典マイペディア 「ブドウ(葡萄)酸」の意味・わかりやすい解説

ブドウ(葡萄)酸【ぶどうさん】

パラ酒石酸,ラセミ酸とも。d‐およびl‐酒石酸の等量混合物。→酒石酸

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世界大百科事典(旧版)内のブドウ(葡萄)酸の言及

【酒石酸】より

…1769年,K.W.シェーレによってブドウ酒中からL‐酒石酸(右旋性)が発見された。1822年化学工場の経営者ケストナーPaul Kestnerは,酒石酸塩の製造の際,副生物としてラセミ酸(ブドウ酸ともいう)を得た。ブドウ酸は1819年までシュウ酸と誤認されていたが,酒石酸の異性体であることがしだいに明らかになった。…

※「ブドウ(葡萄)酸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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