ブラックアウト

デジタル大辞泉 「ブラックアウト」の意味・読み・例文・類語

ブラックアウト(blackout)

記憶喪失。また、意識を失うこと。
一時的機能停止。
報道管制。
灯火管制
停電。特に、広範囲での停電。
舞台暗転
特定地域に向けてスポーツ番組などを放送すること。

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精選版 日本国語大辞典 「ブラックアウト」の意味・読み・例文・類語

ブラック‐アウト

〘名〙 (blackout)
① 一時的な記憶喪失。また、一時的に視覚や意識を失うこと。
② 一部地域の停電。また、灯火管制。
演劇で、舞台の暗転。
④ テレビ、パソコンなどの画面に何も映らなくなること。
⑤ 一時的機能停止。特に、電波による交信がとだえること。
⑥ 報道管制。自由な報道・通信を規制すること。
野球ボクシングなどの試合中継放送を、特定の地域だけに送ること。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブラックアウト」の意味・わかりやすい解説

ブラックアウト
blackout

一般には電波,光学装置障害妨害などのため使用不能となること。核戦略用語では,敵のABM (弾道ミサイル迎撃ミサイル) を無力化するために,まず先行ICBMを撃込んで爆発させ,レーダを使用不能にすること。核爆発から生じる放射線や粒子が空気中の粒子をイオン化すると,レーダが使用不能となり,レーダに目標捕捉を依存する敵の ABMを無力化することができる。

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デジタル大辞泉プラス 「ブラックアウト」の解説

ブラックアウト

米国の作家コニー・ウィリスの長編SF(2010)。原題《Blackout》。続篇の「オール・クリア」とともにヒューゴー賞長編小説部門、ネビュラ賞長編小説部門、ローカス賞SF長編部門を受賞(2011)。

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ダイビング用語集 「ブラックアウト」の解説

ブラックアウト

失神のこと。ハイパーベンチレーションで無理な息ごらえをして潜り、浅場に戻ってきた時に起こるもの。

出典 ダイビング情報ポータルサイト『ダイブネット』ダイビング用語集について 情報

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