デジタル大辞泉
「ブラックボックス」の意味・読み・例文・類語
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精選版 日本国語大辞典
「ブラックボックス」の意味・読み・例文・類語
ブラック‐ボックス
〘名〙 (black box)
③ 一般に、内部が明らかでないものをさしていう。
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ブラックボックス
black box
暗箱と訳す場合もある。制御工学では,加えた入力に対して出力は観測されるが,入力と出力の間の因果関係が正確には表現されていない制御対象をいう。なお,不明確かあるいはあまりにも複雑な対象を制御する場合,それをブラックボックスとみなし,それに適当な入力を加えたときの出力の測定データから入出力関係を導き出し(このことをシステム同定という),この関係に基づいて制御系を設計することが行われる。はじめ制御工学の分野で使われ出したが,現在では,内部の構成や動作原理が不明確な機器を比喩的に表現する際にも使われている。
執筆者:有本 卓
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ブラックボックス
「中身がわからない不気味なもの」が語義で、コンピューターの世界ではハードウェアやソフトウェアの内部構造やしくみがわからなくても扱える、装置やプログラムのこと。医療の分野でも、中身(病気の原因)がわからなくても問診などから状況を判断して結論づけることを指す。
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ブラックボックス
米国の作家マイクル・コナリーのミステリー小説(2012)。原題《The Black Box》。
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