ブラッケンリッジ(英語表記)Brackenridge, Hugh Henry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブラッケンリッジ」の意味・わかりやすい解説

ブラッケンリッジ
Brackenridge, Hugh Henry

[生]1748. スコットランド
[没]1816.6.25. ペンシルバニア,カーライル
アメリカの詩人,小説家。5歳のときアメリカに移住。 1771年ニュージャージー (現プリンストン) 大学卒業。 74年同大学で修士号を取得。独立戦争中は従軍牧師をつとめるかたわら愛国的な詩や論文を発表,戦後は法律家としてピッツバーグに移り,この地方最初の新聞『ピッツバーグ・ガゼット』 The Pittsburgh Gazette (1786) を創刊。その後政界入りして共和派の指導者として活躍。主著,愛国詩劇『バンカーズ=ヒルの戦い』 The Battle of Bunkers-Hill (76) ,『モンゴメリー将軍の死』 The Death of General Montgomery (77) ,ピカレスク小説『現代の騎士道』 Modern Chivalry (92~1815) 。

ブラッケンリッジ
Brackenridge, Henry Marie

[生]1786.5.11. ピッツバーグ
[没]1871.1.18. ピッツバーグ
アメリカの旅行記作家,法律家。 H.H.ブラッケンリッジ息子。主著『ルイジアナ見聞記』 Views of Louisiana (1814) ,『南アメリカ』 South America (17) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android