ブルーマウンテン

精選版 日本国語大辞典 「ブルーマウンテン」の意味・読み・例文・類語

ブルー‐マウンテン

〘名〙 (Blue Mountain) ジャマイカブルーマウンテン山麓から産出するコーヒー銘柄。上質の香りをもち、酸味が少ない。
黒いトランク(1956)〈鮎川哲也〉九「膳所はブルーマウンテンだといって珈琲をいれた」

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デジタル大辞泉 「ブルーマウンテン」の意味・読み・例文・類語

ブルー‐マウンテン(Blue Mountain)

コーヒーの銘柄の一。西インド諸島ジャマイカ島ブルーマウンテン山(標高2256メートル)地方で栽培されるもの。

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改訂新版 世界大百科事典 「ブルーマウンテン」の意味・わかりやすい解説

ブルー・マウンテン
Blue Mountains

カリブ海のジャマイカの東端にある山地最高峰は標高2256m。同山地の南の斜面は,世界でもとくに良質のコーヒーを産出する地帯として知られている。コーヒーの木は,ジャマイカでは標高700m以上の高地で生育するのが良質のコーヒー豆を産出する条件といわれ,ブルー・マウンテンの栽培地帯は,1000~1500mに位置している。
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世界遺産情報 「ブルーマウンテン」の解説

ブルーマウンテン

オーストラリア大陸東側を南北に走るグレート・ディバイディング山脈一部、1436平方キロに渡って広がる地域がブルーマウンテンです。元々は違う名前で呼ばれていましたが、ユーカリが揮発するオイル分で一帯が青く霞んで見えることから"ブルーマウンテン"と呼ばれるようになりました。 シンボルとも言える奇岩スリーシスターズや、ユーカリの樹海や渓谷といった壮大な景観には誰もが心を奪われることでしょう。シドニーの中心地から車で2時間かからないことから、地元シドニーの人々や世界中からの旅行者に親しまれています。

出典 KNT近畿日本ツーリスト(株)世界遺産情報について 情報

飲み物がわかる辞典 「ブルーマウンテン」の解説

ブルーマウンテン【Blue Mountain】


コーヒーの銘柄の一つで、ジャマイカにあるブルーマウンテン山麓の高地に産するもの。香りがよく、酸味、苦味などの調和がとれている。代表的な高級銘柄。

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