プラットフォーム(読み)ぷらっとふぉーむ(英語表記)platform

翻訳|platform

デジタル大辞泉 「プラットフォーム」の意味・読み・例文・類語

プラットフォーム(platform)

プラットホーム

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

IT用語がわかる辞典 「プラットフォーム」の解説

プラットフォーム【platform】

コンピューターが動作する基本的な環境アプリケーションソフトを動作させるためのオペレーティングシステム種類や、オペレーティングシステムを動作させるハードウェア構成を指す。一般に、アプリケーションソフトもオペレーティングシステムも、決まった組み合わせ(環境)でしか動作しない。⇒クロスプラットフォーム

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

図書館情報学用語辞典 第5版 「プラットフォーム」の解説

プラットフォーム

利用者と生産者など異なるグループや要素を仲介し結びつけることでネットワークを構築する基盤.情報,財,サービスなどの交換を可能にするもので,ソフトウェア,ハードウェア,標準規格など多様な形態をとる.もともとは台地などを意味し,主に工学,経営学,経済学の分野で利用されてきた概念であるが,様々な文脈で用いられるため汎用的な定義はない.プラットフォームは単独では成立せず,コンテンツなどの補完財一体となってエコシステムを形成する.補完財の多様性や質の高さが利用者を,利用者の多さが別の利用者や補完財を引きつけ,ある領域において特定プラットフォームの寡占化が進み,支配的地位を形成することがある.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プラットフォーム」の意味・わかりやすい解説

プラットフォーム
platform

海底油田やガス田を開発する際に,洋上に建設する鋼構造物の総称。上に搭載されるのは,その用途に応じて掘削機,居住設備,発電設備,油・ガス処理設備,油・ガス生産設備,ヘリコプタデッキなどで,油田の規模に応じて何基も設置される場合もある。一般に固定式のジャケット型が使用されるが,ほかに重力型,浮遊式,甲板昇降式などがある。用途に応じてプロダクション・プラットフォーム,アコモデーション・プラットフォームなどと呼ばれる。深海域での海洋開発の必要性から,深層での利用を中心としたテンションレッグ・プラットフォームや,ガイドタワーなども実用化されるようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「プラットフォーム」の解説

プラットフォーム

アプリケーションが動作する環境のこと。ハードウェアの場合はコンピューター自体、ソフトウェアの場合はOSを指す。アプリケーションは、対応するハードウェアやOSといった動作環境を意識して開発されている。通常、あるOS用のアプリケーションは、異なるOSのコンピューターでは動作しないため、プラットフォームが異なるという。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

パソコンで困ったときに開く本 「プラットフォーム」の解説

プラットフォーム

土台となっているもののことです。「環境」と言い換えてもかまいません。例えば「ウィンドウズ・プラットフォーム」なら「ウィンドウズ環境」とほぼ同じ意味で、ウィンドウズの動いている(動く)パソコンを指します。
⇨環境

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

農林水産関係用語集 「プラットフォーム」の解説

プラットフォーム

ITを活用したサービスを提供・利用するためのソフトウェアやミドルウェアなどの共通統合基盤のこと。

出典 農林水産省農林水産関係用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内のプラットフォームの言及

【駅】より

…【村山 繁樹】
[駅の機能と設備]
 駅の最も基本的な機能は,到着や出発など列車の定められた運行を確保することと,旅客の乗車,降車を安全に円滑に行うことである。駅における列車の運行形態には,到着や出発のほかに,通過,待避と追越し,分割と併合(分割は列車の行先が2方向になる場合や,列車の編成両数を減らす場合に列車を二分すること,併合は分割の逆)などがあり,これに応じて必要な線路とプラットフォームplatform(単にホームともいう)の形状(これを配線という)が決まる。ホームは旅客の乗車と降車のための設備で,その大きさは旅客の乗降数,列車の編成長などに左右される。…

※「プラットフォーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android