ベルデ岬[諸島](読み)ベルデみさき

百科事典マイペディア 「ベルデ岬[諸島]」の意味・わかりやすい解説

ベルデ岬[諸島]【ベルデみさき】

アフリカ西端のベルデ岬西方約560kmの大西洋上にあるカーボベルデを構成する諸島カーボベルデ諸島とも。サン・チアゴ,サン・ビセンテ,サント・アンタンなど15島からなり,1975年7月5日カーボベルデとして独立バナナコーヒーオレンジブランデーなどを産する。1495年ポルトガル領とされ,入植開始大西洋奴隷貿易拠点となった。
→関連項目トルデシーリャス条約

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世界大百科事典(旧版)内のベルデ岬[諸島]の言及

【カボベルデ】より

…正式名称=カボベルデ共和国República de Cabo Verde面積=4033km2人口(1996)=40万人首都=プライアPraia(日本との時差=-10時間)主要言語=ポルトガル語,クレオール語通貨=カボベルデ・エスクードCabo Verde Escudo西アフリカの沖合に浮かぶ共和国。セネガルのダカール西方約600kmの大西洋にあるベルデ岬諸島から成る。
[自然]
 諸島は比較的大きな10島と多くの小島からなり,バーラベント(風上)諸島(サント・アンタン,サン・ビセンテ,サンタ・ルジア,サン・ニコラウ,ボア・ビスタ,サル)とソタベント(風下)諸島(マイオ,サンチアゴ,フォゴ,ブラバ)にわかれる。…

※「ベルデ岬[諸島]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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