ベートーベンの家(読み)ベートーベンのいえ

世界の観光地名がわかる事典 「ベートーベンの家」の解説

ベートーベンのいえ【ベートーベンの家】

ドイツ中西部、ケルン(Köln)の南約20kmに位置する、かつての西ドイツの首都ボン(Bonn)にあるベートーベン(Ludwig van Beethoven)の博物館。ボン中央駅の北約500mの場所にある。ベートーベンは1770年、この家で誕生した。この生家が博物館として整備され、世界的にも最も重要なベートーベンのコレクションを所蔵していることで有名である。ベートーベンが作曲に使ったピアノ補聴器直筆楽譜手紙などの資料が展示されている。この博物館の隣に、「デジタルベートーベンハウス」が2004年にオープンした。ここでは、最新のデジタル技術を駆使して、ベートーベンの生涯歌劇の舞台をバーチャルに体験できる施設がある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android