ペネトレーション価格政策(読み)ペネトレーションかかくせいさく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ペネトレーション価格政策
ペネトレーションかかくせいさく

浸透価格設定ともいい,新製品市場へ導入する際に,長期的な需要と市場への抵抗を考慮して,最初から低価格を設定して市場への浸透を図るほうが望ましいときに採られる販売政策である。製品に強い経験効果があることが予想されるときには,コスト上の競争優位を得るために,この政策が積極的に採用される。対照的な政策はスキミング価格政策である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android