ペーナ宮殿(読み)ペーナキュウデン

デジタル大辞泉 「ペーナ宮殿」の意味・読み・例文・類語

ペーナ‐きゅうでん【ペーナ宮殿】

Palácio Nacional da Pena》ポルトガル中西部の都市シントラにある宮殿。19世紀にポルトガル女王マリア2世の王配フェルナンド2世(のち国王)により標高約500メートルの山上に夏の離宮として建造ゴシック風、マヌエル風、イスラム風などさまざまな建築様式が混在する。1995年、シントラ宮殿レガレイラ宮殿とともに「シントラの文化的景観」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android