ホシクサ(星草)(読み)ホシクサ(英語表記)Eriocaulon sieboldianum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホシクサ(星草)」の意味・わかりやすい解説

ホシクサ(星草)
ホシクサ
Eriocaulon sieboldianum

ホシクサ科の一年草。ミズタマソウともいい,水田や池の縁などに生える。葉は細長く根生し幅約 1.5mm,長さは約 3cmとなる。根はひげ状で白い。秋に,縦溝のある花茎を多数放射状に出し,卵球形で灰色の頭状花をつける。白色膜質総包片があり雌花雄花の別がある。花としては美しくないが草姿全体に可憐な感じがする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android