ホリーヘッド(英語表記)Holyhead

デジタル大辞泉 「ホリーヘッド」の意味・読み・例文・類語

ホリーヘッド(Holyhead)

英国ウェールズ北西部、ホリー島港町アイルランド島とは定期航路で結ばれ、玄関口として知られる。町の中心に古代ローマ時代の砦に起源する6世紀創建のセントキビ教会がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホリーヘッド」の意味・わかりやすい解説

ホリーヘッド
Holyhead

イギリスウェールズ北西部,アングルシー島の西岸沖に位置するホーリー島の北岸にある港町。ウェールズ語では Caergybi。行政区分上はアングルシー島(単一自治体)に属する。18世紀には漁港であったが,1801年アイルランドとの交易港となったのち,1815~19年にイングランドシュルーズベリーから幹線道路が通じて発展し始め,のちチェスターからの鉄道も通じた。港は 1873年改良され,1880年には拡大され,ダブリン南郊のドゥンリアラとの間に定期航路が開かれている。先史時代やローマ時代の遺跡に富み,ホリーヘッド山(220m)にはローマ軍の城塞があった。人口 1万1237(2001)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android