ボカ・ジュニアーズ(読み)ぼかじゅにあーず(英語表記)Club Atletico Boca Juniors

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボカ・ジュニアーズ」の意味・わかりやすい解説

ボカ・ジュニアーズ
ぼかじゅにあーず
Club Atletico Boca Juniors

アルゼンチンのプロサッカークラブ。ホームスタジアムはブエノス・アイレスのアルベルト・J・アルマンド(愛称ボンボネラ、収容人員4万9000)。1905年創設。首都ブエノス・アイレスの名門チームで、人気の面では、同じくブエノス・アイレスを本拠地とするリバー・プレートをも上回る庶民派のクラブ。リベルタドーレス杯南米クラブ選手権優勝6回(2020年2月現在)。ディエゴマラドーナも在籍した。マラドーナを放出した1982年以降はリバー・プレートらの後塵(こうじん)を拝する時期が続いたが、同じくアルゼンチンのクラブチーム、ベレス・サルスフィエルドでリベルタドーレス杯を獲得した名将カルロス・ビアンチCarlos Bianchi(1949― )が監督に就任すると、1998~1999年シーズンの前期後期とも制する完全優勝を遂げた。さらに2000、2001年のリベルタドーレス杯を連覇し、2001年トヨタカップではスペインのレアル・マドリードを降した。2001年には、ジュビロ磐田(いわた)から移籍した高原直泰(たかはらなおひろ)(1979― )もプレーした。

[西部謙司]

その後の動き

2003年、2007年のリベルタドーレスでも優勝した。2003年トヨタカップでも優勝している。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「ボカ・ジュニアーズ」の解説

ボカ・ジュニアーズ

アルゼンチン中東部の都市ブエノスアイレスを本拠地とするプロサッカーチーム「クルブ・アトレティコ・ボカ・ジュニオルス」の通称。“Boca Juniors”を英語風に読んだもの。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android