ボーゲン

デジタル大辞泉 「ボーゲン」の意味・読み・例文・類語

ボーゲン(〈ドイツ〉Bogen)

スキーで、スキー板の後端を開いてV字形とし、速度を落としながら回転すること。制動回転。

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精選版 日本国語大辞典 「ボーゲン」の意味・読み・例文・類語

ボーゲン

〘名〙 (Bogen)
① スキーで、スキーの後端を開いて回転すること。V字形を保ったプルークボーゲンと、V字形の開き閉じを伴うシュテムボーゲンとがある。制動回転。〔錬成スキーと雪・冬山(1944)〕
弦楽器の弓。

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百科事典マイペディア 「ボーゲン」の意味・わかりやすい解説

ボーゲン

スキーの回転技術の一つ。ドイツ語Bogen。スキー板のテール(後端)を開いてハの字型をつくり,体重移動と踵(かかと)の押出しによって回転する。斜滑降からシュテム(ハの字に開く)して行い,再び斜滑降にもどるシュテムボーゲン(シュテムターン),スキーのテールを開いたまま連続して行うプルークボーゲンがある。ボーゲンの原義は〈弓〉。シュプールが弓の型になって残ることからの命名
→関連項目ズダルスキー

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