ボーデ美術館(読み)ボーデびじゅつかん(英語表記)Bode Museum, Berlin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボーデ美術館」の意味・わかりやすい解説

ボーデ美術館
ボーデびじゅつかん
Bode Museum, Berlin

ベルリン国立美術館に属する美術館の一つ。 1904年カイザー・フリードリヒ美術館として開館。第2次世界大戦後の国立美術館改組の際,1905~20年にベルリン美術館総長をつとめた美術史家ウィルヘルム・フォン・ボーデにちなんで現名称に変更し,53年に再開館した。ネオ・バロック様式の建物はエルンスト・フォン・イーネの設計。シュプレー川に浮ぶ「博物館の島」にペルガモン美術館などとともにあり,パピルス古文書コレクション (1823設立) ,絵画館 (30) ,版画・素描コレクション (30) ,貨幣室 (60) ,初期キリスト教・ビザンチン美術コレクション (1904) ,彫刻コレクション (04) ,エジプト美術館 (1823) の各部門から成る。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android