日本大百科全書(ニッポニカ) 「ポート・スーダン」の意味・わかりやすい解説 ポート・スーダンぽーとすーだんPort Sudan アフリカ北東部、スーダン北東部にある同国最大の港湾都市。首都ハルトゥームの北東約700キロメートルに位置し、紅海に臨む。ハルトゥームとは鉄道で結ばれる。人口30万5385(1993)。1906年に建設され、古代からの港であった南のスアキンにとってかわった。おもな輸出品は、内陸で産する綿花・綿実のほかアラビアゴム、豆類、皮革など。アフリカ各地のイスラム教徒のメッカ巡礼への乗船港でもある。[端 信行] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「ポート・スーダン」の意味・わかりやすい解説 ポート・スーダン スーダン北部,紅海岸の港湾都市。アラビア語ではブーラ・スーダーン。スーダン唯一の海港で同国貿易の大半を扱う。主要輸出品は綿花。近代的な港湾施設,船舶修理設備をもつ。空港がある。39万4561人(2008)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報