マキシム(英語表記)Maksim

デジタル大辞泉 「マキシム」の意味・読み・例文・類語

マキシム(maxim)

格言金言箴言しんげん

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精選版 日本国語大辞典 「マキシム」の意味・読み・例文・類語

マキシム

〘名〙 (maxim) 格言。金言。座右の銘
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉七「『財即是権』の短言(マキシマ)をば、此日も例の如く提出(もちいだ)し来て」

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現代外国人名録2016 「マキシム」の解説

マキシム
Maksim

職業・肩書
ピアニスト

国籍
クロアチア

生年月日
1975年5月3日

出生地
シベニク

本名
ムルヴィツァ,マクシム〈Mrvica,Maksim〉

学歴
リスト音楽院

受賞
ポリン賞(4部門)「ジェスチャー」,ニコライ・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール第1位〔1999年〕,ポントワーズ・ピアノ・コンクール第1位〔2001年〕

経歴
6歳の頃、初めてピアノに触れ、9歳で音楽学校に入学。12歳でオーケストラをバックに演奏しソロデビューを果たす。1990年から始まったクロアチア戦争時も音楽学校の地下室で練習を続けた。’93年ザグレブで初めての本格的なコンクールで優勝。これを機にザグレブの音楽学院に進学し、その後ブダペストのリスト音楽院で学び、在学中にニコライ・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールで優勝。2000年にはパリに移り、イゴール・ラツィコのもとでさらなる研鑽を積み、2001年ポントワーズ・ピアノ・コンクール第1位に輝く。故郷のクロアチアに戻った後、クロアチアの現代小品集を集めた初アルバム「ジェスチャー」をリリース。クロアチアのグラミー賞ともいえるポリン賞で4部門(ベスト・クラシカル・アルバム賞含む)を獲得。2003年リリースのアルバム「ザ・ピアノ・プレイヤー」はアジアを中心にヒットし、シンガポールマレーシアインドネシア、そして中国ではゴールド・ディスク、台湾とクロアチアではプラチナ・ディスク、香港ではダブル・プラチナ・ディスクに輝く。2004年日本をはじめアジア各地でコンサートツアーを敢行。2005年には世界最高峰のオーケストラ、モスクワフィルとともに来日公演を行い、ソロでの全国ツアーも開催。クラシックとクラシカル・クロスオーバーの分野で活躍、高い演奏力に加え、端正な顔立ちゴルチエを愛用するファッションセンスで“ピアノ界の貴公子”と呼ばれる。他のアルバムに「ヴァリエーションズ」(2004年)、「情熱のピアニスト」(2011年)、「魅惑のムービー・ヒッツ・コレクション」(2013年)など。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「マキシム」の意味・わかりやすい解説

マキシム
まきしむ
Sir Hiram Stevens Maxim
(1840―1916)

アメリカの発明家。メーン州に生まれる。14歳のときから職工となり独学で工学を勉強し、ガス、水道、電気に関する数多くの発明を続け、1881年パリの万国博覧会に出品した電圧調整器でレジオン・ドヌール勲章を受けた。1883年イギリスに渡り機関銃を研究し、1884年に、銃弾を発射するときの反動を利用して遊底を後退させ自動装填(そうてん)・発射ができる連発銃を完成、機関銃Machine gunの名をつけて特許を得た。以後、彼の発明した機関銃は世界中に普及し、近代戦術に革命的な影響を与えた。1900年にイギリスに帰化。1901年機関銃が植民地獲得に大きく貢献したとしてナイトに叙せられた。

[小橋良夫]

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