マサヤ(英語表記)Masaya

デジタル大辞泉 「マサヤ」の意味・読み・例文・類語

マサヤ(Masaya)

中央アメリカニカラグア西部の都市。マサヤ県の県都首都マナグア南東約30キロメートル、マサヤ湖の東岸に位置する。周辺に豊かな農業地帯が広がり、タバコトウモロコシを産し、花卉かき栽培も盛ん。先住民が多く居住し、ハンモック刺繍などの手工芸品が有名。西郊マサヤ火山国立公園がある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マサヤ」の意味・わかりやすい解説

マサヤ
Masaya

ニカラグア西部の都市。同名県の県都。首都マナグアの南東約 30km,ニカラグア,マナグア両大湖にはさまれた地帯にある小さな湖マサヤ湖の東岸に位置する。周辺の豊かな農業地帯の商工業中心地で,タバコ,トウモロコシ,野菜,花卉,コーヒーなどが集散され,食品,皮革,たばこ,石鹸などの工業がある。住民の多くはインディオで,彼らのつくる手工芸品でも知られる。首都と鉄道,道路で連絡。人口7万 4946 (1985推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「マサヤ」の意味・わかりやすい解説

マサヤ
まさや
Masaya

中央アメリカ、ニカラグア西部、マサヤ州の州都。マサヤ湖岸に位置する。人口8万8971(1995)。タバコを中心とした肥沃(ひよく)な農業地域の中心地で、食品加工業がある。インディオが多く居住し、伝統的な民芸品が有名。花卉(かき)栽培が盛んな「花の都」としても知られ、聖ヘロニモ祭には全国から巡礼が集まる。

[栗原尚子]

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