マティアス・フォン シュテークマン(英語表記)Matthias von Stegmann

現代外国人名録2016 の解説

マティアス・フォン シュテークマン
Matthias von Stegmann

職業・肩書
オペラ演出家

国籍
ドイツ

出生地
ミュンヘン

経歴
母は日本人。母がバイロイト祝祭劇場に出演していたため、幼い頃から同劇場に出入りしてオペラに親しむ。テレビ・映画の翻訳台本、演出家として活動し、1991年バイロイト音楽祭に参加。以降、第一演出助手を務める。2002年英国ロイヤルオペラ「ヴォツェック」、2004年「ニーベルングの指環」(共にK.ウォーナー演出)で演出補。同年新国立劇場“こどものためのオペラ劇場”で「ニーベルングの指輪」を子供用にまとめた「ジークフリートの冒険」の台本、演出を担当し絶賛を博した。これが来日したホーレンダー・ウィーン国立歌劇場総監督の目に留まり、ウィーンでも上演され、大ヒット。2008年からはチューリヒ歌劇場でも上演される。2007年独り立ちし、新国立劇場で「さまよえるオランダ人」「魔弾の射手」を手がける。2010年ウィーン国立歌劇場で子供オペラ「ピュンクトヒェン(点子)とアントン」を世界初演。2012年新国立劇場の「ローエングリン」の演出を手がける。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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