マドロスパイプ

精選版 日本国語大辞典 「マドロスパイプ」の意味・読み・例文・類語

マドロス‐パイプ

〘名〙 (洋語matroos+pipe マドロスがよくくわえていたところからという) 火皿から吸口までの管が曲線状をなしているパイプ。刻みタバコのパイプ一般を混同して呼ぶことも多い。
※酒ほがひ(1910)〈吉井勇〉海の墓「横さまにまどろす煙草(パイプ)啣へたる背広ひとも君をおもふや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「マドロスパイプ」の意味・読み・例文・類語

マドロス‐パイプ

《〈和〉matroos〈オランダ〉+pipe》火皿の大きいパイプ。船員が用いたことからいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android