マンギンミラー(読み)まんきんみらあ,まんぎんみらー

デジタル大辞泉 「マンギンミラー」の意味・読み・例文・類語

マンギン‐ミラー(Mangin mirror)

カセグレン望遠鏡レフレックスレンズなどの反射光学系における、主鏡背後にある裏面球面鏡。主鏡の球面収差を補正する役割ももつ。マンジャンミラーマンギン鏡

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カメラマン写真用語辞典 「マンギンミラー」の解説

マンギンミラー

 反射望遠レンズ(正確にはカタジオプトリックレンズ)、またはレフレックスレンズでは、メインミラーとサブミラーの間で光を往復させて、光路を折りたたむ構造になっている。これによって、レンズの全長を短くすることができるのだが、メインミラーは裏面鏡になっている。この裏面鏡を発明者名前からマンギンミラーという。現在の反射望遠レンズではほとんどすべてがマンギンミラーを使っている。

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