マン島語(読み)マンとうご(英語表記)Manx language

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マン島語」の意味・わかりやすい解説

マン島語
マンとうご
Manx language

19世紀までマン島に行われていたケルト語。現代アイルランド語やスコットランド・ゲーリック語と同じく,ゴイデリック諸語に属し,古代アイルランド語に起源を発する。最初文献は 17世紀初頭の祈祷書である。 1974年 N.マッドレルの死とともに最後の話し手を失ったが,マン島の教育委員会は約半数の小学校に課外科目としてマン島語を教えることを許可し,500人分の夜間学校を設けた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「マン島語」の意味・わかりやすい解説

マン島語 (マンとうご)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のマン島語の言及

【マンクス語】より

ゲーリック語の一つ。マン島で行われた言語で,マン島語とも呼ばれる。アイルランド語より分派したものであるが,初期の言語状態はよくわからない。…

※「マン島語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android