ミシェル ドゥギー(英語表記)Michel Deguy

現代外国人名録2016 「ミシェル ドゥギー」の解説

ミシェル ドゥギー
Michel Deguy

職業・肩書
詩人,哲学者,文学評論家 パリ大学教員

国籍
フランス

生年月日
1930年5月23日

出生地
パリ

経歴
リセで教鞭を執ったのち、1968年よりパリ大学で教鞭を執り、’89〜92年国際哲学コレージュ学院長を務める。一方、「N.R.F.(エヌ・エル・エフ)」などの文芸誌の編集に携わり、’77年「ポエジー(詩)」を創刊、長年にわたり編集長を務める。また雑誌「Les Temps modernes」編集委員として活動。「土地台帳の断辺」(’50年)や「半島詩集」(’62年)では、風景を主題とし時空のリズムを言葉で捉えようとした。その後は詩作品、詩論、翻訳の区別をせずに、詩的行為として一元化して扱う。理論、実作両面で現代詩を活性化した中心人物の一人。著書に、詩集・詩論「殺人女たち」(’59年)、「うわさ」(’66年)、詩集に「詩集」(’60〜70年)、「デュ・ベレーの墓」(’73年)、「レリーフ」(’76年)、「横臥するものたち」(’85年)、評論に「トーマス・マンの世界」(’62年)、「尽き果てることなきものへ」(’95年)など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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